【航続距離】これさえ知れば怖くない!テスラの航続距離の読み方!

こんにちはあれいです。

みなさんはテスラでドライブされる時に

どのように残りの航続距離を測ってらっしゃいますか?

メーターに表示される走行距離を参考にされている方は多いのではないでしょうか?

ですがこの数値は冬場や道の混み具合、山道や高速道路などで大きく変化します。

思ったよりも走らないな…なんてこともあるかなと思います。

 

電気自動車だとガソリンスタンドのように

その辺にすぐ充電施設があるわけではないので、

実際どのくらいの距離が残り走れるのかはかなり心配ですよね…

 

今回ご紹介する方法はメーター読みよりもかなり正確に航続距離を簡単に読み取ることができるかと思います!

是非!参考にしてみてください。

 

航続距離表示について

まず始めにメーターの残走行距離の数字はなんぞやというところから、ばっくり説明していきます。

本当にばっくりと

 

メーターに表示される残電力量、残航続距離

タッチパネルより現在充電されている電力の表示の方法が変更できることはご存知かと思います。

タッチパネル右下の「コントロール」→ウィンドウの「設定」タブ→言語と単位

この中でエネルギー(%)表示

もしくは

距離→さらに定格値標準値を選択します。

 

さらに各表示方法の内容をご説明します。

エネルギー(%)表示

こちらは読んで字のごとく、

高電圧バッテリー内の走行に使用できるMAXの電力量を100%として表示しています。

純粋に電力が%表示されるので慣れている人であれば、

この表示のほうが残量のイメージが付きやすいかもしれません。

スマホなんかも何時間動画再生可能ですってあくまで目安で残電力は%表示ですものね。

 

距離表示 定格値

 • 定格値 – ECE R101 テストに基づく表示

オーナーズマニュアルより引用

ECE R101についてはテスト方法が詳しくわからないので割愛しますが、

実走行にはあまりそぐわないテスト走行値です。

エネルギーグラフで平均160Wh/kmで走行すると距離表示の定格値ドンピシャで走ります。

私はどんなにやってもこの平均値では走れなかったです…。

 

簡単に言うとカタログ用のめちゃくちゃ優秀な数値に

現状の残電力の%をただ直して表示している感じです。

 

距離表示 標準値

 • 標準値 – US EPA テストに基づく表示

オーナーズマニュアルより引用

これは定格値で用いたテストより実走行に近いテスト方法での値になります。

エネルギーグラフで平均200Wh/kmで走行すると距離表示の標準値ドンピシャで走ります。

冬場はこれもきついですね…

 

定格値に比べて標準値はそこそこ実走行にそくしたテスト数値に

現状の残電力の%をただ直して表示している感じです。

 

大体の方がこの表示を使用してるのではないでしょうか?

 

いずれの場合も、距離数値は%表示を各々のテスト数値に直して表示しているだけなので

気温や走行負荷など現状の走行の状態を反映していない

だから実際の走行とかなりかけ離れてしまうということです。

エネルギーグラフの予測値を読む!

ここまででメーターの数字が何を表示しているかをご説明させていただきました。

ここからはドライブの際に何を見ればいいのかということをご説明させて頂きます。

エネルギーグラフをタッチパネルに表示させる

まずはタッチパネルにエネルギーグラフ表示させます

タッチパネルを軽くタッチして最上段にメニューを表示させます(ナビやウェブ、バックカメラが表示される段です。)

その中のエネルギーグラフをタッチします。折れ線グラフのアイコンです。

エネルギーグラフの各項目

各項目で今回必要な部分を解説します。

X軸が走行経過距離

Y軸が消費電力です

平均値、瞬間値は平均値で使ってください。

あまり瞬間値でこのグラフ使うことは無い様な気が…

①予測航続距離

現在選択されている③の過去走行状況での平均値でどのくらい走れるかの予測値

②平均消費電力

現在選択されている③の過去走行状況での平均走行電力

グラフ中に破線で表されています。

※前述通りここが200Wh/km標準値ぴったり、160Wh/km定格値ぴったり走ります。

③過去走行データ

10-50kmでどのくらいさかのぼって平均値/予測値をだすか決定する。

下のX軸の単位になります。

 

実際の使い方

まず実際に10-50kmの平均グラフを見てみましょう

①10km

平均271Wh/kmで波がありますが低いところでも100Wh/kmは消費していますね。

そんなややこしいことはさておき

要するにここ10kmくらいの運転の仕方ではメーターになんと表示されていても

244㎞しか走りません!

ということですね。

② 25km

10-20km前がかなりの消費量です。

山道などを走行した、高速道路でアクセルを多めに踏んだなどでしょうか。

平均も304Wh/kmと①よりも大きいです。

そんなややこしいことはさておき

要するにここ25kmの運転の仕方ではメーターになんと表示されていようと

218kmしか走りません!

ということですね。

 

③ 50km

20-50kmまでがかなり優秀です。

この走行を継続できれば標準値よりも長く走行できそうですね。

平均252Wh/km、こうしてみると過去6-20km位の運転が悔やまれます。

そんなややこしいことはさておき

もう分かりかとは思いますが、

要するにここ50kmの運転の仕方ではメーターになんと表示されていようと

218kmしか走りません!

ということです。

 

具体的な使用は

例えば

ずっと峠道でかなり電費が悪かったがここ10kmは平坦路に入った。

このまま平坦路を同じように運転していればどのくらい走れるか知りたい。

という場合は10kmの走行データを表示して予測値を見る。

 

遠距離ドライブ中ここ5㎞は渋滞だったが抜け出した、

出発からはおおむね順調だったので全体的にこのままの流れならどのくらい走れるか知りたい。

という場合は50kmの走行データを表示して予測値を見る。

 

という具合にうまく走行データを見ながらドライブを楽しんでください!

まとめ

  • メーターの距離表示はかなりシビア!
  • エネルギーグラフの予測値を見て航続距離を確認しよう!

 

さていかがでしょうか。

今回はマニュアルの情報をかみ砕いた内容でしたので慣れている方はあまり気にしなくてもよいかもしれません。

少しでも参考になれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではでは

 

 

 

 

 

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